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【ノンストップ】レオナルド・ダ・ヴィンチ展のたしなみ!チケットは?

   

先日、CMでもよく目にする

【レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦ー】

というレオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきました。

 

今日テレビを見ていたら【ノンストップ】で

『レオナルド・ダ・ヴィンチ展のたしなみ』というのを

していたので、実際に行って見た感想やチケット情報とともに

まとめておきたいと思います。

 

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【ノンストップ】レオナルド・ダ・ヴィンチのたしなみ!

2016年1月16日(土)から4月10日(日)まで開催されている

【レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦ー】では、

レオナルド・ダ・ヴィンチによる日本初公開の作品《糸巻きの聖母》の絵画や

ダ・ヴィンチが残したメモなどが公開されています。

 

【レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦ー】は、

すでに15万人以上が来場しています。(3月14日現在)

 

ダ・ビンチ展でまず目に入るのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像画です。

カッラーニという画家が描いた絵には、ダ・ヴィンチの足元や背景に

様々な道具が散らばっています。

その道具はダ・ヴィンチが研究した分野を表しています。

 

左手に持つ竪琴は音楽、床の地球儀は地理学

後ろにある歯車は科学技術を表しているそうです。

 

ダ・ヴィンチは画家だけでなく、

科学者、解剖学者、建築家と様々な顔を持っていますが、

それは全て絵に活かすためです。

 

名画『糸巻きの聖母』の謎は?

そんな絵に対する深いこだわりは、糸巻きを手にする幼いイエスと

それを見守る聖母マリアを描いた

名画『糸巻きの聖母』にも込められています。

糸巻きの聖母

出典:news.livedoor.com

マリアとイエスの背景には岩山などが描かれていますが、

去年12月に行われた赤外線の調査で

背景の下に別の絵が描かれていたことが確認されました。

 

その別の絵とは、「イエスを歩行器に乗せようとする大人たち」です。

 

糸巻きの聖母の下書きを基に他の画家が描いた作品では、

マリアとイエスの背景に大人たちが

幼いイエスを歩行器に乗せようとする姿が描かれています。

 

当時は肖像画のどこかに歩行器を書くことにより、

「子供の成長を祝う」という風習がありました。

 

そこで絵の発注を受けたダ・ヴィンチもマリアとイエスの背景に

イエスが歩行器に乗る姿を一度は下書きに描いたのですが、

「絵のバランスが悪くなるから描きたくない」と

注文を無視し、背景を山に変えてしまったと言われています。

 

天才であるダ・ヴィンチにとって重要なのは、発注者の注文よりも

自分が納得いく絵を描くことだったのです。

 

ちなみに、『糸巻きの聖母』の価格ですが、

とても値段がつけられないそうです。

当時は依頼されて描いているのですが、

いくらくらいで依頼をしたのかという記録は残っていないそうです。

 

現在の所有者はイギリスのバクルー公爵で、

2009年からスコットランドの『スコットランド・ナショナル・ギャラリー』で

展示されています。

 

77年ぶりにスコットランドから海外に出て

今現在日本にあるという非常に貴重な事態なのです。

 

ダ・ヴィンチが覆した絵の常識とは?

ダ・ヴィンチは、時にはそれまでの常識を大きく覆すこともありました。

 

聖書を題材にした『最後の晩餐』でも

それまでの画家が描いたものとは大きく変えた部分がありました。

それは、「頭上に輝く光の輪がなくなった」ということです。

 

ダ・ヴィンチが描く以前に他の画家

(アンドレア・デル・カスターニョや、ドメニコ・ギルランダイオ)

によって書かれた『最後の晩餐』の絵画には、

頭上に光の輪が描かれています。

 

が、科学技術に精通していたダ・ヴィンチは

「頭上に天使の輪がある人を見たことがない」と主張し、

光の輪を描かなかったとされています。

 

た、たしかに私も頭上に光の輪がある人を見たことはありませんね。。( ◜◡◝ ;)

 

今回の展覧会では、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を

基にした版画も展示されています。

この版画の前で

「ダ・ヴィンチは宗教画のルールを無視した初めての画家だったのよ」

と言うと(かなりの通(ツウ)だな)と思われますね。

 

まさに我が道を行くダ・ヴィンチでしたが、

当時は教会や王室からお金をもらって絵を描くことが一般的でした。

そのため、時には描き直しを命じられることもありました。

 

ルーブル美術館に所蔵されている『岩窟の聖母』は、

イタリアの教会から発注されて描いたのですが、

光の輪をダ・ヴィンチが描かなかったため、教会が受け取りを拒否しました。

その後、教会の注文通りに描き直した同じ構図で光の輪を描いた絵があります。

それには光の輪が描かれていますが、すでにダ・ヴィンチのやる気は失せており、

人物の表情を硬く描いたと言われています。

 

ルールに囚われないダ・ヴィンチの性格は、

今回日本初公開となる直筆のノート『鳥の飛翔に関する手稿』にも表れています。

 

これは鳥をとことん観察したノートですが、

ダ・ヴィンチは当時斬新な手法で鳥を描きました。

なんと「飛ぶ鳥を真正面から描いた」のです。

 

これは鳥の生態だけでなく、どのように空を飛ぶのかを綿密に研究しています。

ダ・ヴィンチ自身が空を飛びたいという夢を果たすためで、

単なる鳥の美しさではなく、「なぜ鳥が飛んでいるのか」という

鳥の飛び方を捉えたかったのです。

 

このダ・ヴィンチの発想がのちにヘリコプターやグライダーなどの

設計に繋がってきています。

とくにヘリコプターは小さいですが素描が残っており、

それを基に模型を作ったりということもあります。

 

ちなみにこの真正面からの鳥の絵は500年以上前に描かれているのですが、

今の科学技術にも繋がってきているというのがすごいですよね。

 

ちなみにこの真正面からの鳥の絵はミュージアムショップで

かわらせんべい(800円)となっていて、

ファンの方に人気だそうです。(^v^)

見ているとなにげに可愛いです。

 

『糸巻きの聖母』のツウな見方!

1.岩を見ろ

左背景の岩は手前右の岩と比べ、かなり大雑把な描き方となっています。

 

右手前の岩はかなり綿密に描かれており、

ダ・ヴィンチは地質学とまでいかないにしろ、

地層や化石なども相当研究をしていたため、

そういった研究成果をこの岩に表しています。

 

左上の岩はダ・ヴィンチが描いたものではありません。

当時は工房で分業制のように集団で作業をしていたので、

左上の岩はダ・ヴィンチではない誰かが描いているそうです。

この『糸巻きの聖母』で、ダ・ヴィンチが描いたのは

聖母マリア・幼子イエスと右の岩です。

 

岩一つにしてみてもダ・ヴィンチとお弟子さんではやはり精巧さが違いますので、

その違いを見比べてみましょう。

 

2.手に注目!

聖母マリアの手に注目です。

とくに右手に注目しましょう。

 

幼子イエスが持っている糸巻きを十字架と考え、

イエスがのちに十字架にはりつけになってしまうその運命を

自ら予知して運命に立ち向かおうという意志を持ってこの十字架を見つめています。

 

マリアは右手でイエスを半ば止めるように、同時に守るように、

また、大地から守る力を借りるように、

さまざまな意味をその手にもたせています。

優しさと力強さの両方の意味があります。

 

この作品に限らずレオナルド・ダ・ヴィンチは

手に心情を表していることが多いそうです。

ダ・ヴィンチ自身が弟子にそのように描くように伝えていることからも

手にいかに重要な意味合いを持たせて描かれているかがわかります。

 

有名な『モナ・リザ』や『最後の晩餐』も手が重要なのです。

 

ダ・ヴィンチの絵を見ながら

手の重要さを語るとツウな感じですね。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の隠された見所

ダ・ヴィンチの絵画には、実は見所が色々隠されており、

今回の展覧会の絵画以外にも注目すべき絵はたくさんあります。

 

ダ・ヴィンチの名画には隠された粋な演出があり、

絵に隠された時を超えた謎が度々話題になっていますね。

 

モナ・リザのモデルは誰なのか、という論争は500年も続き、

様々な説が今もなお飛び交っています。

 

絵に隠された謎やメッセージを楽しむのもダ・ヴィンチの魅力の一つです。

中にはお茶目な仕掛けが隠された絵もあります。

 

『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』では、

ダ・ヴィンチは絵の発注者を喜ばせるための仕掛けをしていて、

なんと絵の中にダジャレをいれているのです。

 

人物の背景の木は、イタリア語でジネブラと呼ばれる木で、

「ジネブラの前に立つジネヴラさん」

というダジャレです。

 

『白貂を抱く夫人』は、

「ガレーを抱くガレラーニさん」

というダジャレになっています。

 

当時、絵でダジャレを表現する画家はほとんどいませんでした。

なので、ダ・ヴィンチのダジャレ肖像画はとても喜ばれたそうです。

 

まさに絵を見る人を楽しませる”ダ・ヴィンチの粋な技”ですね。

 

天才の技はこれだけではありません。

ダ・ヴィンチが二十歳の時のデビュー作『受胎告知』は、

ある部屋に飾りたいという発注者の願いに応えて

ダ・ヴィンチが仕掛けを施しました。

 

それは「ある角度から見ると印象が変わる」ということです。

 

正面から見るマリアの手は少し長く描かれていますが、

これを右下から見ると、ちょうど良い長さになります。

これはダ・ヴィンチが視覚的効果を考え、

わざと正面から見ると右腕が長く見えるように描いています。

 

絵を見る人が右下から見るという前提で描かれており、

右下から見ると正確な長さで見ることができます。

この絵が教会に飾られる予定で、

訪れる人たちが右下から見るということを計算していたのです。

 

まさにダ・ヴィンチのすごさ、奥深さを感じられる絵です。

 

【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】に行ってみた!感想は?

2016年1月16日(土)から4月10日(日)まで開催されている

【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】に、2月13日(日)に行ってきました。

 

場所は両国国技館の裏手にある『江戸東京博物館』です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展-4

レオナルド・ダ・ヴィンチ展-4

 

江戸東京博物館の入り口あたりの掲示物です。

ワクワク感が高まります。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展-2

レオナルド・ダ・ヴィンチ展-3

なんとなくあまり混んでないだろうな、と思っていましたが、

着いてみると予想外の長蛇の列!

 

開館当時はそんなには混んでいなかったそうですが、

テレビで取り上げられてから混み始めたそうです。

 

列に並び会場に入れるまで1時間弱ほどかかりました。( ◜◡◝ ;)

一応建物内で並ぶことができるので外の寒い中で待たなければいけない、

ということはありませんでした。

 

その後、やっと【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】の会場に入り、

展示されている直筆ノート「鳥の飛翔に関する手稿」や

レオナルド派による絵画などを鑑賞しました。

 

日本初公開の作品レオナルド・ダ・ヴィンチによる《糸巻きの聖母》の絵画を

観るためには、また長蛇の列に並ぶ必要がありました。

1時間くらい並んだかもしれません。

 

列に並び、絵画の前に来たら少しの時間立ち止まって

鑑賞する形です。

 

ここで『糸巻きの聖母』を観ることができる時間は

大体10〜20秒くらいでしょうか。

みんな並んで順番に観る形なので、あまり長くとどまることはできない感じで、

暗黙の了解で数十秒くらい見たらその場を離れる感じです。

 

が、私の前方の方は1人でずーーーっと絵画の前に

長い間立ち止まっていて、後ろの方が困惑していました。

10人以上がその方の隣で遠慮がちに?みて立ち去る、という

非常に気の毒な感じになっていました。

 

せっかく並んだのだから長く観ていたい、という気持ちは

非常にわかるのですが、やはり自分だけではないですからね。

場の空気を読んで動く必要はあると思います。

みんな長い間並んでやっと観れる数十秒ですから、

正面から観たいでしょうし。

最低限のマナーは守りたいですね。

 

ちなみにうちは6歳の子供と一緒に行ったのですが、

長い時間待ったり、ゆっくり歩きながら絵を見たりしなければいけないので、

子供は飽きたり疲れたりしていました。

 

良い絵を見せて少しでも良い影響を受け取ってほしい、と思い、

連れて行ったわけですが、小学生以下に

絵画の鑑賞というのはなかなか難しいものがあるのかもしれませんね。。

ちょっと反省。。

(誰かに預けることもできない、という状況もありましたが。。)

 

よほど見たい絵でなければ、もう少し子供が大きくなって

興味を示すようになるまで美術館からは足が遠のきそうです。。(´・ω・`)

 

ちなみに、今回【ノンストップ】で見た情報を仕入れた後だったら、

もっと見るべきポイントが違ってただろうな〜、と思います。

 

【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】のチケットは?

私は、チケットは前売り券を公式サイトから事前に購入しました。

大人1450円が1250円でした。

ネットから購入したので、チケットをプリントアウトして持って行きました。

 

【レオナルド・ダ・ヴィンチ展】の前売り券は販売終了していますが、

公式サイトから購入すると手数料無料です。

 

チケットは会場でも購入できますが、チケット購入のためにも

列に並んでいましたので、事前に購入していったほうがいいと思います。

 

でないと、チケット購入時、入館時、『糸巻きの聖母』を見る時、

と3回列に並ぶ必要がありますので。。

結構並んで待つのが苦痛です。。( ◜◡◝ ;)

 

チケットは、他にローソンチケット、イープラス、セブンチケット、

チケットぴあ、主要プレイガイドで購入できますので、

購入しやすいところで購入しておきましょう。

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチには色々謎があり、

絵画の数は少ないですが、一点一点にいろんな意味を込めています。

また、ダ・ヴィンチの人生観が詰まっており、謎めいた魅力があります。

 

今回の展覧会は、日本で直接ダ・ヴィンチの絵を見られるという

非常に貴重な機会ですので、謎を解き明かしてみてはいかがでしょうか。

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